-
「たった十秒のできごと」(『大震災`95』より)
小松左京が、阪神淡路大震災から3ヶ月後に毎日新聞で連載した『大震災`95』で書き残した、震災の記録です。 災害を書きとめ、新たな災害に備えるための、小松左京の願いがこもっています。 辛い描写ですが、お読みいただければ幸いです。 1995年5月... -
阪神淡路大震災20年に
(2015年1月配信・再掲載) 小松左京は、宇宙や地球を愛し、その想像の力で、時空の果てまでも操ることに喜びを感じていました。しかし、空想の万能力であらゆる世界を行き来しても、この小さな島国の日本とそこに住む人々への愛着を忘れることはありません... -
『地には平和を』における本土決戦を時系列にまとめました
「地には平和を」は、小松左京が、1960年、早川書房の「SFマガジン」における「第一回空想科学小説コンテスト(後のSFコンテスト)」の募集を見て、3日で書きあげたものです。 結局、選外努力賞に終わりましたが、この作品がきっかけでSF作家と... -
「小松左京アニメ劇場」配信中
*原作集も電子書籍化 【「小松左京アニメ劇場」概要】 「小松左京アニメ劇場」は、今から30年以上前の1989年に、バンダイ(現バンダイナムコフィルムワークス)が企画したビデオ化を前提としたテレビアニメ。全国放送されることはなく、大阪の毎日放送... -
24時間まるごと日本沈没 (日本映画専門チャンネル)
【】 【1973年劇場映画版及び1974年ドラマ版「日本沈没」(26話)一挙放送】 *放送は終了しました。 『日本沈没』は1973年、長編書下ろし小説としとて発表され、上下巻380万部という大ベストセラーになった作品です(後に様々な出版社から出版され、総数... -
東日本大震災から11年が経ちました。
東日本大震災から11年が経ちました。犠牲となられた方々とご遺族に哀悼の意を表すとともに、今なお困難な暮らしを余儀なくされている多くの方々に一日も早く安らかな日々が戻られることをお祈りします。 小松左京の母は1923年の関東大震災で被災し、そ... -
(公開終了)小松左京の誕生日ということで短編「パパ」を紹介します。
本日(投稿日)1月28日は小松左京の誕生日です。あまり世に知られていない短編「パパ」(1967年「高一コース」掲載)をご紹介します。お読みいただければ幸いです。 *公開は終了しました。 -
阪神淡路大震災と小松左京
1995年の阪神淡路大震災は小松左京が愛する国で、大切な同胞が見舞われた恐るべき災難であり、また被害の中心が自分の生まれ育った阪神間で起きた災害であったため大きな衝撃を受けました。 小松左京は、震災から2カ月あまり経った1995年4月1... -
(公開終了)新年ということで、小松左京のお正月ショートショートをご紹介します。
1963年1月1日 団地ジャーナルに掲載された、ショートショート「正月料理」です。筒井康隆先生も登場されています(厳密にいえばお名前だけですが)。 *公開は終了しました。 小松左京ライブラリTOPページはこちらです。https://sakyokomatsu.jp/ -
EXPO‘70「万国博を考える会」幻の資料紹介
小松左京が亡くなった翌年の2012年、70年大阪万博の理念を構築し、岡本太郎先生の大阪万博の展示プロデューサー就任のきっかっけともなった「万国博を考える会」の関連資料が大量に発見されました。 「万国博を考える会」は、日本の文化人類学の...