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映画「さよならジュピター」40周年(劇場公開・1984年3月17日)
SF超大作として、小松左京が製作、原作、脚本、総監督をつとめた映画「さよならジュピター」は1984年3月17日に公開され今年40周年を迎えました。 主演は三浦友和さん、特撮は後に平成ゴジラシリーズを手掛ける川北紘一特技監督、主題歌は松任谷... -
「キツネと宇宙人」六〇周年
小松左京の代表的なジュブナイルSF短編として多くの子供たちに親しまれてきた「キツネと宇宙人」(青鳥文庫「宇宙人の宿題」収録)最初、は、当初「きつね」のタイトルで、1964年11月にサンケイスポーツに掲載されたもので、今年、誕生から六〇周年を迎... -
能登半島地震で被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
このたびの能登半島地震で亡くなられた方々に謹んで哀悼の意を捧げますとともに、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。 そして、一日も早く、平穏な生活に戻られることをお祈りします。 1995年の「阪神淡路大震災」、そして最晩年の2... -
あけましておめでとうございます。小松左京の正月短篇をご紹介します。
お正月ということで、小松左京のお正月短篇をご紹介します。1965年1月3日の日本経済新聞に掲載されたもので、半世紀後にあたる201X年(つまりほぼ現在)の正月風景を描いています。 *公開は終了しました。 【】 人間の性はかわらず。噫!(小松左京のアル... -
小松左京アニメ劇場「コップ一杯の戦争」
【はじめに】 「小松左京アニメ劇場」は、今から30年以上前の1989年に、バンダイ(現バンダイナムコフィルムワークス)が企画したビデオ化を前提としたテレビアニメ。全国放送されることはなく、大阪の毎日放送の深夜枠で放送され、その後ビデオ化されまし... -
「日本沈没」50周年紹介 Vol.2【プレエピソード~第二部構想】
【】 未曾有の地殻変動により、日本列島が海に沈む物語である「日本沈没」は、実際の日本の災害と深く係わっています。また、「日本沈没」には、自らの手で書き上げることが出来なかった「第二部」、幻となった映画化企画など、様々なエピソードが存在し... -
東宝の劇場版「日本沈没」が、50周年を迎えます。
「日本沈没」の映画版は、超大作でありながら撮影開始から四か月と驚くほど短期間で完成し、1973年12月29日に公開され、記録的な大ヒット作品となりました。 脚本の橋本忍先生は、「羅生門」(1950年)を黒澤監督と共同脚本する形でデビュー、黒澤明監督... -
豊田有恒先生がご逝去されました。
豊田有恒先生がご逝去されました。 小松左京はデビュー直後から懇意にしていただき、南米のピラミッドに一緒に登った思い出を楽しそうに話していました。ドラマ「猿の軍団」や映画「さよならジュピター」でも大変お世話になり、幻の映画となりましたが、豊... -
「日本沈没」50周年紹介 Vol.1【誕生~展開】
~「日本沈没」出版、コミック化、ラジオドラマ化、映画化50周年~ 【【1973年「日本沈没」の展開】 】 ・小説 3月20日出版(カッパ・ノベルス上下)・コミック 8月25日連載開始(少年チャンピオン・9月24日号)・ラジオ... -
劇画「日本沈没」50周年
さいとう・たかを先生の劇画「日本沈没」が、小松左京の原作とともに50周年を迎えました。 【1973年9月から少年チャンピオンで連載開始】 劇画「日本沈没」は、1973年に少年チャンピオンの9月24日号から連載が開始されました。 当時の表紙には、「日本沈没...