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短編「廃墟の星にて」公開(2023年9月末まで)
小松左京は、十代の頃、自ら太平洋戦争を経験し、戦争の残虐性、愚かさを心から嫌悪していました。 そして、物語を通じ戦争の悲惨さを伝え、けっして繰り返すべきでないと警鐘を鳴らし続けました。 今回、紹介する「廃墟の星にて」は、米ソ冷戦により、人... -
『地には平和を』における本土決戦を時系列にまとめました
「地には平和を」は、小松左京が、1960年、早川書房の「SFマガジン」における「第一回空想科学小説コンテスト(後のSFコンテスト)」の募集を見て、3日で書きあげたものです。 結局、選外努力賞に終わりましたが、この作品がきっかけでSF作家と... -
24時間まるごと日本沈没 (日本映画専門チャンネル)
【】 【1973年劇場映画版及び1974年ドラマ版「日本沈没」(26話)一挙放送】 *放送は終了しました。 『日本沈没』は1973年、長編書下ろし小説としとて発表され、上下巻380万部という大ベストセラーになった作品です(後に様々な出版社から出版され、総数... -
(公開終了)小松左京の誕生日ということで短編「パパ」を紹介します。
本日(投稿日)1月28日は小松左京の誕生日です。あまり世に知られていない短編「パパ」(1967年「高一コース」掲載)をご紹介します。お読みいただければ幸いです。 *公開は終了しました。 -
阪神淡路大震災と小松左京
1995年の阪神淡路大震災は小松左京が愛する国で、大切な同胞が見舞われた恐るべき災難であり、また被害の中心が自分の生まれ育った阪神間で起きた災害であったため大きな衝撃を受けました。 小松左京は、震災から2カ月あまり経った1995年4月1... -
(公開終了)新年ということで、小松左京のお正月ショートショートをご紹介します。
1963年1月1日 団地ジャーナルに掲載された、ショートショート「正月料理」です。筒井康隆先生も登場されています(厳密にいえばお名前だけですが)。 *公開は終了しました。 小松左京ライブラリTOPページはこちらです。https://sakyokomatsu.jp/ -
(公開終了)あけましておめでとうございます。小松左京の正月短篇をご紹介します。
お正月ということで、小松左京のお正月短篇をご紹介します。1965年1月3日の日本経済新聞に掲載されたもので、半世紀後にあたる201X年(つまりほぼ現在)の正月風景を描いています。 *公開は終了しました。 小松左京ライブラリTOPページはこちらです。http... -
2016 年リポート再掲載【小松左京が一目ぼれした「復活の日」のカバー原画が44年ぶりに発見!】
小松左京が一目ぼれした「復活の日」のカバー原画が44年ぶりに発見! 【生賴範義 展Ⅲ THE LAST ODYSSEY】で初公開されます。 *2016年に公開は終了しました。 <「復活の日」カバー原画 ©生賴範義> 【【再発見された生賴範義先生の原画】】 小松左京は... -
映画『首都消失』 WOWOWプラス で2021年11月放送
【映画『首都消失』WOWOWプラスで放送】 『首都消失』は、政治、経済、メディア、全ての中枢であり、日本にとって掛け替えのない東京が、ある日突然、正体不明の霧状物質に覆われ、外部との交流が一切できなくなる究極の事態を描いており、劇場版は1987年... -
「地には平和を」と戦争体験
『地には平和を』(KADOKAWA)装画・生賴範義 「地には平和を」は、小松左京のSF作家デビューのきっかけとなった作品であり、ここで提示されたテーマを生涯追い求め続けたという意味で大変重要な作品です。 「地には平和を」は、一九六〇年に早川書房...
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