『見えないものの影』は、1965年に学研の高一コースに連載されていたものです。
その後、初代SFマガジン編集長でSF作家でもあった福島正実先生が編集した、初の日本人SF作家によるSFジュヴナイル集の一巻として、1967年に刊行されました。
当時、盛光社から「ジュニアSF」の名でリリースされた同作品集には、光瀬龍先生の『夕ばえ作戦』、筒井康隆先生の『 時をかける少女』、眉村卓先生の『 なぞの転校生』、豊田有恒先生の『 時間砲計画』など10作品エントリーされていました。日本SF草創期を飾る、SF作家の方々が名を連ね、この中から、NHKの少年ドラマシリーズや角川映画などで映像化されたものも沢山ありました。
NHKアーカイブスde
*NHKアーカイブスのホームページで 少年ドラマシリーズ が紹介されています。
時計が消えるといった、日常生活のほんの些細なアクシデント。それが次第にエスカレートしてゆき、怪しげな存在が、この世界を蝕んでゆく。