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『さよならジュピター』作品紹介
『さよならジュピター』は、「週刊サンケイ」の一九八〇年五月二九日号から一九八二年一月七日・十四日合併号に連載された、太陽系にマイクロブラックホールが迫ってくるという、未曽有の危機を描いたSF作品です。連載期間は一年半以上、原稿用紙千四百... -
「青ひげと鬼」作品紹介
『青ひげと鬼』には、一九七〇年に発表された短編八本が収録されています。 「問題小説」「月刊エコノミスト」「朝日新聞」など掲載誌がバラバラであり、そのためバラエティーに富んだ作品群となっています。 ご購入はコチラ 『青ひげと鬼』には、一九七〇... -
『果しなき流れの果に』創作メモがNHK『宇宙人ピピ』の台本裏から半世紀を経て発見!(2015年レポート再掲載)
小松左京のSF最高傑作ともいわれる『果しなき流れの果に』創作メモが、 NHK『宇宙人ピピ』の台本裏から半世紀を経て発見されました <「宇宙人ピピ」台本 1965年10月14日放送分> 2014年12月5日に亡くなられた、川北紘一監督が亡くなる直前に検... -
『青い宇宙の冒険』紹介ページ
『青い宇宙の冒険』は、1970年に『中1計画学習』と言う中学生向け学習雑誌に連載されたものを、1972年に大幅に書き換えたもので、長さも倍になり、登場人物も増えていることから、全くの書下ろし作品と言ってもよい作品です。 小松左京の長編SFジュブナ... -
「復活の日」~感染拡大経緯~
小松左京が半世紀以上前の1964年に発表した「復活の日」は未曾有宇のパンデミックをモチーフとした作品ですが、それはインターネットはおろか、コピー機も普及しておらず、海外渡航もままならない時代に書かれたものです(執筆当時、海外旅行の経験は... -
<宇宙人ピピの真実>
「宇宙人ピピ」は、円盤に乗ってやってきた小さな宇宙人ピピと子供たちとの交流を描く、ほのぼのとしたSFドラマという印象がありましたが、小松左京の遺品整理の際に見つかったシナリオや小松自身の証言などを基に、本当はいかに破天荒な作品であったか... -
<第1回「万国博を考える会総会」開催50周年>(2015年のレポートです)
<第1回「万国博を考える会総会」開催50周年> :1965年10月15日 AM10:00〜PM5:00(於 大阪科学技術センター) 「万国博を考える会」は、日本の文化人類学のパイオニアである梅棹忠夫先生や、メディア論や社会論などで多くの実績を残す加藤秀俊... -
小松左京「日本SF作家クラブ会長就任挨拶」(世田谷文学館「日本SF展・SFの国」展示されたもの)
世田谷文学館「日本SF展・SFの国」《2014年7月19日(土)~9月28日(日)》展示は終了しました。 小松左京の第三代日本SF作家クラブ会長就任挨拶文が掲載された「日本SF作家クラブ会報第二号」が展示されました。 当時の日本SF作家クラブの雰囲気がよくわ...