2021年– date –
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『地には平和を』紹介ページ
この本は、表題作「地には平和を」、及び「日本売ります」の短編二作品と、「ある生き物の記録」として纏められた三六編のショートショートで構成されています。 一九六二年から一九六五年にかけて発表されたもので、小松左京の最も初期の作品群となり... -
「日本沈没」紹介ページ
『日本沈没』は、一九七三年に出版され、ドルショック、石油ショックといった当時の不安な世相を上下巻合わせ300万部を超える大ベストセラーとなりました(2021年9月現在、総発行部数480万部)。高度成長の終焉にタイミングを合わせて書かれたかのような印... -
角川文庫『神への長い道』
「巨大で、無骨で、不細工で――途方もない浪費と、途方もない試行錯誤をくりかえしながら、一歩一歩それ自身の“進化”のコースを、手探りで進んでいる宇宙……」。一番好きな自分のSF『神への長い道』で私はそう書いた。 地球上に生命が発生してから四十億... -
小松左京の猫部屋 紹介ページ
「しあわせは 夕餉晩酌たのしみつ 猫を数えて みんないる時」左京 ©とり・みき *『SAKYOちゃん』は『小松左京マガジン』に掲載されたものを、とり・みき先生のご好意で掲載させていただきました。 SF一家のネコニクル *小松一家の歴代猫のエピソー... -
『小松左京の猫理想郷(ネコトピア)』表紙の秘密
猫好きとしての小松左京の集大成「小松左京の猫理想郷(ネコトピア)」ですが、実は表紙は凝りに凝ったものです。 坂野公一さんがデザインしてくださいましたが、国内外で活躍するグラフィックデザイナー、アートディレクターの最新の仕事とプロフィールを紹... -
ラジオドラマ「鉄になる日」(原作「日本アパッチ族」)浜村淳さんの解説で特別再放送です(2017年レポート再掲載)。
~放送は終了しました~ <関連情報> 【日本アパッチ族】 1964年に初の長編として書き下ろされた作品。 大阪城に作られた流刑地で、食料の無い劣悪な環境で、スクラップを食べることにより生き延びた食鉄族 アパッチと日本との壮絶な戦いを... -
小松左京作品の全テキストデータを人工知能研究に提供しました(2016年レポート再掲載)。
小松左京ライブラリは、既にテキスト化されている小松左京作品の全テキストデータを、公立はこだて未来大の松原仁教授らのグループに提供し、人工知能研究に活用いただいています。 松原仁教授らのグループは、星新一先生のショートショートを基に、文学賞... -
小松左京没後5年を迎え、直筆原稿、創作メモ、などを大阪芸術大学に寄託します(2016年リポート再掲載)。
『日本沈没』や、阪神大震災を取材リポートした『大震災`95』等の直筆原稿、1970年大阪万博を推進する活動「万国博を考える会」の議事録、またSF作家デビュー前に漫画家として活躍した頃の原画などを、クリエイターを目指す方々に活用していただく... -
『短小浦島』紹介ページ
本作『短小浦島』には、「芸道小説」4作、「女シリーズ」、戯曲、ホラー、合わせて7本の短編で構成されています。 SF色のない作品が多く掲載され、角川文庫の小松左京シリーズとしては異色の一冊となっています。 「乗合船夢幻通路」(1976年)は...