映画『首都消失』 WOWOWプラス で2021年11月放送

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映画『首都消失』WOWOWプラスで放送


『首都消失』は、政治、経済、メディア、全ての中枢であり、日本にとって掛け替えのない東京が、ある日突然、正体不明の霧状物質に覆われ、外部との交流が一切できなくなる究極の事態を描いており、劇場版は1987年に公開されました。
「首都消失」は「日本沈没」と同様に、極限状態を想定したシミュレーションであり、あくまでフィクションですが、映画として楽しんでいただくともに、この国に関わる様々な危機がとりざたされる中、それをどう受け止め、どう振る舞うべきか考えるきっかけとしてご覧いただければと思います。

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首都消失 | WOWOWプラス 映画・ドラマ・スポーツ・音楽 渡瀬恒彦、名取裕子などの共演で小松左京の小説を映画化したSFパニック編。首都東京を直径50kmの雲が覆い隠す。出入りも通信も遮断された首都は消失してしまうのか。

放送日時

2021年11月13日(土) 16:30〜18:45
2021年11月16日(火) 12:30〜15:00
2021年11月26日(金) 21:00〜23:10
2021年11月30日(火)  7:15〜9:30
2021年12月10日(金) 11:45〜14:00

首都消失 | WOWOWプラス 映画・ドラマ・スポーツ・音楽 (wowowplus.jp)

【首都消失】概要

ある朝、東京が半径30km(映画では直径50㎞)、高さ1kmの正体不明の雲に覆われ、日本は、外交、防衛、経済、メディアといった様々な機能の中核である首都を突如失ってしまう。
本映画の原作『首都消失』(1985年)は、そんな危機的状況をリアルに描き、一局集中が進む日本の脆弱性に警鐘を鳴らした作品です。


本作に関して、小松左京は次のように語っています。

『首都消失』は、当時、首都移転論や東京が壊滅した場合の危機管理が盛んに言われていたから、それを考えてみたかった。東京が謎の霧に包まれ、突如として音信不通になった場合、誰がどう動くのか。そのシミュレーションを徹底的にやってみた。

『日本沈没』のような大地殻変動も、『復活の日』のような謎の病原体による人類大絶滅も起きません。
唐突に東京が雲状物質に覆われ、日本はその首都を失ってしまうのです。
この作品と双子のような作品が、トランプ大統領の誕生で話題となった「アメリカの壁」(1977年)です。
「アメリカの壁」は、『首都消失』に先行して発表され、こちらはアメリカが謎の雲上物質に覆われ、外部との行き来が一切不可能になる話です。
アメリカが世界から孤立したら?首都東京がその機能を失ったら?
両作品とも、極限状況におけるリアルなシミュレーションとなっています。

映画「首都消失」の演出は、「嵐を呼ぶ男」や「二百三高地」、「宇宙戦艦ヤマト」シリーズなど超大作からアニメまで、数多くの作品でメガホンをとった舛田利雄監督。
製作は、関西テレビ、徳間書店、大映映画の三社。原作『首都消失』では、名古屋が暫定首都候補になるなど、関西は影の薄い存在でしたが、映画「首都消失」は関西テレビの劇場映画第一作ということもあり、原作には存在しない名取裕子さん演じるヒロインは、関西テレビならぬ、関西放送の番組リポーターとして活躍し、セリフにも大阪弁が飛び交います。
名取さん以外にも、渡瀬恒彦さん、山下真司さん、夏八木勲さん、財津一郎さんといった豪華なキャスティングで、また「日本沈没」で、山本総理を演じた丹波哲郎さんも、政界のフィクサー役として出演しています。
特技監督は、「日本沈没」で、リアルで鬼気迫る映像を創りだした中野昭慶監督。一九八〇年代の製作で、CGをまったく使わない特撮ながら、見事に首都圏を覆う巨大な雲を表現しています。決して派手なシーンではありませんが、人々が見つめる遥か彼方に立ちはだかる謎の雲は、本当にそこに存在しているかのようです。

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