2021年– date –
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危機管理テーマの『首都消失』電子書籍。
2016年3月4日『首都消失』初の電子書籍化 『日本沈没』(1973年)や「アメリカの壁」(1977年)など一連のシミュレーション小説としては、最後の作品となる『首都消失』(1985年)が、小松左京生誕85年、没後5年を記念し、徳間... -
小松左京の猫部屋 第6回「小松左京の猫理想郷」の表紙を飾ったコンニャク大好きお紋のお話です(撮影 野澤葉子)
今回は「小松左京の猫理想郷」の表紙を飾った、お紋のお話です。歴代小松猫はいずれもユニークでしたが、このお紋、なぜかコンニャクが大好きというこれまた変な猫でした。 どうやら食べるのが好きというより、あの食感というかさわり心地が好きなよう... -
小松左京の猫部屋 第5回~ゲバ猫チャオの『牙の時代』~
『SF一家のネコニクル』第5回~ゲバ猫チャオの『牙の時代』~ まるで文学青年のような線の細いピューが、その短い一生を終えた直後の1970年代初頭に、汚い、臭い、凶暴、三拍子そろった小松家ネコニクル史上最悪の大魔王が降臨します。小松左京のエ... -
『SF一家のネコニクル』第4回~子育て猫プヨの『くだんのはは』お咲さん的なホスピタリティー~
愛のための長い旅で寿命を縮めたフクちゃん、小松左京の新婚家庭をあわや大惨事に巻き込みかけたバカ猫チーコ、そして、謎の野菜喰い猫ゴロ―ちゃんと、何ともバラエティーにとんだ初期3代の小松家猫王朝が終わりを告げ、左京と克美に初めての子供も誕生し... -
『SF一家のネコニクル』第3回~鉄喰う日本アパッチ族と野菜喰う猫ゴロー~
親猫のチーコが家を出て、残された子猫のカッパちゃんとチコちゃんも、貰われていってから暫く経ったある日曜日のこと。 朝早くから、庭に面したアパートのドアを「ドンドン!」と叩く音がします。 その頃、左京の大学時代の友達たちが徹夜マージャンをし... -
『SF一家のネコニクル』第2回~流れゆく猫チーコとゴルディアス的世界~
初代コマツ猫フクちゃんは、「復活の日」の主人公吉住のように遥かなる旅をし、愛のために命を縮めその短い一生を終えました。 小松左京の妻、克美は、フクちゃんの死のあまりの悲しみに泣きあかしました。 そんな気持ちも時とともに薄れはじめたある日の... -
『SF一家のネコニクル』第1回 ~「復活の日」の主人公吉住のモデルは、コマツ猫初代フクちゃんなのか?~
小松左京は大の猫好きで、子ども時代はもちろん、家庭をもってからもずっと猫を飼い続けました。 猫は、SF作家・小松左京を癒すことで創作活動を支え、時には小説やエッセーのアイデアを提供し、また時には足をひっぱり(引っ掻き?)と常にそばに... -
幻の人形アニメ企画・発見経緯メモ
小松左京の没後、遺品の中から見つかった人形アニメの絵コンテに関する分析メモです。 (リサーチごとにバージョンアップしたため「メモ6」となっています) -
徳間文庫『小松左京“21世紀”セレクション』『見知らぬ明日/アメリカの壁【グローバル化・混迷する世界】編』
『小松左京“21世紀”セレクション』全4巻、徳間文庫内の復刊専門新レーベル「トクマの特選!」にて刊行されます。 第1巻は『見知らぬ明日/アメリカの壁【グローバル化・混迷する世界】編』。 『アメリカの壁』、『見知らぬ明日』、『HE・BEA計画』、...