イラストレーション別冊「生賴範義 緑色の宇宙」が玄光社より11月29日発売されます。

「スターウォーズ/帝国の逆襲」「ゴジラ」等のポスター、平井和正「幻魔大戦」。

そして、角川映画「復活の日」のイメージイラスト、2006年版「日本沈没」のポスターなど、小松左京とも係りの深い、生賴範義先生の素晴らしい画集です。

http://www.genkosha.co.jp/gmook/?p=7308

小松左京は、生賴範義の才能を非常に高く評価していました。

1981年の「イラストレーション」解説より抜粋

私の作品について、最初に仕事をやってもらったのは、私の最初の書き下し長篇SF『復活の日』の、ハードカバー版の装了だった。(初版は軽装版で、表紙もプレヨグラフ風の抽象だった)その表紙カバーの、細密描写のすばらしさと、構図のダイナミックさにおどろいて、私は編集部にすぐ電話して、「この人は本当に日本人か?」ときいたものである。

 それ以後、生賴さんには、たくさんの単行本、文庫の装丁や口絵をおねがいするようになった。--『復活の日』を角川で映画化する時、生賴さんが描いてくれた十数枚のハイライト・シーンが、アメリカ側の協力をとりつけるのに大きく役に立った事は有名な話であるし、またこの機会を通じてであろうが、ルーカスが着目して、あの『スター・ウォーズ第II部・帝国の逆襲』のポスターを依頼した事も有名な事である。

1970年代から80年代にかけての角川文庫では、様々な小松左京作品の表紙を手掛けていただき、生賴先生が表紙をてがけていいただいた角川文庫は、手のひらに入る文庫でありながら、絵と物語が一体となった、まるで小さな美術品のような趣を醸し出していました。