角川文庫『ゴルディアスの結び目』新装版2018年9月22日より八重洲ブックセンター限定で発売です。

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生頼範義先生による表紙画には、物語の根底にある美しさと畏怖すべき深淵が見事に表現されており、そのあまりの素晴らしさに小松左京は原画を譲り受け生涯手元においたという特別なものです。

 

<八重洲ブックセンター限定発売>

角川文庫70周年記念の一環として八重洲ブックセンター限定で9月22日から復刊(支店は順次)。
*2019年3月迄(それ以降は全国の書店で購入できます)。

http://www.yaesu-book.co.jp/events/fair/14743/

 

<小松左京が様々な手法で“遥かなる旅”のイメージを結晶させた異色短編集>

表題作「ゴルディアスの結び目」は、小松左京がライフワークとした“宇宙にとって人類とは何か”をテーマとした作品群の中でも異彩を放つ物語で、人の心の中(インナースペース)に直接コンタクトするサイコダイブ作品の先駆けとして、後のSF、コミック、アニメ、ゲームなどにも様々な形で影響を与えています。

ほか、「岬にて」、「すぺるむ・さぴえんすの冒険」、「あなろぐ・らう゛」、いずれも“遥かなる旅”のイメージを異なるテイストで描いた短編、全四作品を収録。

 

小松左京本人による「初版あとがき」。一九八〇年の角川文庫版で発表された川又千秋先生による、難解な四作品の関係性を深く掘り下げた「初版解説」。さらに小松左京の次男、小松実盛による生頼範義先生の表紙の秘話を中心とした書下ろし「新装版解説」を収録。

 

<ストーリー>

砂漠のはずれの荒涼たる山脈の要塞のような病院に隔離され、あらゆる科学的アプローチを寄せ付けない異形の“憑き物”と化した娘。新たな時代の精神科医であるサイコデテクティブは、娘の固く閉ざされた暗黒世界の謎を探り、その封印を解くために、心と直接接触するサイコダイブを試みる。可憐な少女のような娘を世にもおぞましい存在に変えた地獄のごときインナースペースは何故生じたのか、そして、強固に結ばれた呪縛を解くすべは果たしてあるのか?

 

<小松左京が唯一原画を譲り受けたいと願った生頼範義先生の表紙>

『復活の日』のハードカバーの表紙を見て以来、小松左京は、その絵の魅力に夢中になり、以後、多数の表紙を手掛けた生頼範義先生。

作品を通して強い絆で結ばれていたものの、一度も会うどころか、電話でも話したことがない生頼先生に対し、小松左京は『ゴルディアスの結び目』の原画を譲り受けたいと願いました。

 

九州におられるとかで、お眼にかかった事はないが、こちらから編集長に指定して、度々ハードカバーや文庫の表紙を描いていただき、角川で出た最初のハードカバー短篇集『ゴルディアスの結び目』は、とうとう原画をおねだりして頂戴し、書斎に飾ってある。

「“ドカッ”と私の前にあらわれたプロSF画家」より

 

 

 

 

 

 

 

<収録作品>

・岬にて

・ゴルディアスの結び目

・すぺるむ・さぴえんすの冒険 -SPERM SAPIENS DUNAMAIの航海とその死-

・あなろぐ・らう゛-または、“こすもごにあⅡ”-

 

<特典>

・小松左京あとがき(1980年 角川文庫版)

・川又千秋氏解説(1980年 角川文庫版)

・小松実盛解説(書下ろし)

 

ゴルディアスの結び目 角川文庫 / 小松左京 〔文庫〕

価格 本体760円+税

発売予定日 9月22日(八重洲ブックセンター・支店は順次)。

*2019年3月迄(それ以降は全国の書店で購入できます)。

http://www.yaesu-book.co.jp/events/fair/14743/

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