小松左京の最恐ホラー「くだんのはは」オリジナル電子コミック化~ ~朗読コンテンツも配信~

小松左京の数あるホラーの中で、もっとも恐ろしいと、評価の高い「くだんのはは」がオリジナル電子コミックとしては初、コミックとしては三度目のコミック化です。 :ソニー・デジタルエンタテインメント・サービス

「小松左京の怖いはなし ホラーコミック短編集」⑤『くだんのはは』

★5作品合本版もあります。  くだんコミック 「くだんのはは」は、戦争末期の辛い日々を過ごす旧制中学の学生の主人公の語りで、超自然的な恐ろしい存在「くだん」に纏わる物語です。 小松左京の短編集だけでなく、様々な方の編纂によるアンソロジーに選ばれるなど、今も人気がある作品です。

<「くだんのはは」>

「くだんのはは」は、1968年に、雑誌「話しの特集」で発表されました。 その二年後の1970年、「少年マガジン」において、石ノ森章太郎先生により見事な形で漫画化されました。絵も構成も素晴らしく、読んだあとは、一本の映画を観終わったような感じになります。 60年代末に発表された「くだんのはは」ですが、非常に恐ろしい作品の代表として様々なホラーアンソロジーに取り上げられてきました。 1990年代の都市伝説ブームのきっかけとなった木原浩勝先生と中山市朗先生の『新耳袋』(角川文庫他)シリーズで、『くだんのはは』が紹介されたことにより新たに注目を集め、以後、SFやホラーのファンだけでなく、都市伝説ファンにも広く知られるようになりました。 小松左京の没後の2015年にも萩原玲二先生により新たなコミック化がなされ、「新耳袋アトモス」(ホーム社)に掲載されました。 小松左京と大変親交の深かった、とり・みき先生の『事件の地平線』(筑摩書房)に収録されている「くだんのアレ」では、くだんに纏わる様々なエピソードがエッセイ風に紹介されています。 今も多くの方から支持をうける、小松左京のホラーの代表『くだんのはは』ですが、本人はあまり書きたくなかった作品だったらしく「締切りが迫るなか、どうしてもアイデアが出ず、仕方なしに一晩で書きあげた」と、家族に語っていました。

<三度目の漫画化、電子コミックとしては初!>

ソニー・デジタルエンタテインメント・サービスの「小松左京の怖いはなし ホラーコミック短編集」のシリーズとして、児嶋都先生により電子コミックとしては初のコミック化です。 今まで三度、コミック化されましたが、今回のラストシーンの描写は衝撃的で、三作中でもっとも恐ろしいといってよい仕上がりです。 原作をお読みになった方でも、改めてゾッとされると思います。 小松左京の怖いはなし ホラーコミック短編集⑤『くだんのはは』   ■「小松左京の怖いはなし ホラーコミック短編集」⑤『くだんのはは』 ■配信プラットフォーム ソニー・デジタルエンタテインメント・サービスのデジタルコミックはAmazonのKindleでご購入いただけます(各作品100円)。

★5作品合本版もあります。

<毎日放送アナウンサーにより朗読コンテンツ化>

「くだんのはは」は、恐ろしい物語の代表として、しばしば朗読されることがあり、女優の白石加代子さんが、22年に渡り延べ99本の怪談を語った朗読劇『百物語』においても、初回の1992年に「くだんのはは」が選ばれています。白石加代子さんによる「くだんのはは」の語りは、鬼気迫るもので、特にクライマックスは、冷水を浴びせられたかのような衝撃でした。 2013年には、『橋爪 功 ちょっぴりコワイ話「くだんのはは」「ハリネズミ」』が、西宮市の兵庫県立芸術文化センターで上演されました。「くだんのはは」の舞台である阪神間の大劇場で語られたこの朗読劇は、照明や効果音などを駆使した大変凝った演出がなされ、橋爪功さんの語りも素晴らしく、物語の舞台である終戦末期の屋敷のなかに迷い込んだような錯覚を感じるほどでした。 今回、コミック化とともに新たに毎日放送のアナウンサーによって朗読コンテンツ化がされました。 毎日放送のアナウンサーは20年以上も、朗読イベント「おはなし夢ひろば」を続けるなど、朗読活動に熱心に取り組んでおり、今回の朗読コンテンツも、アナウンサー独自の静かな語りが、よりクライマックスの恐怖を際立たせるものになっており、必聴です。 *Audible(オーディブル)でご利用いただけます。

「くだんのはは」朗読 武川智美アナウンサー

  武川

作品のタイトルはなぜ、ひらがななんだろう・・ 読み始める前の小さな疑問は、大きな恐怖へと変わっていきました。

http://www.mbs.jp/announcer/blog/26/

©毎日放送

*Audibleとは。 Audible(オーディブル)はAmazon.com, Inc.の関連会社であるAudible, Inc.が提供する、 オーディオブックをアプリで自由に聴くことができるサービス。 月額1,500円で聴き放題。 詳しくはhttps://www.audible.co.jp/を参照。

「くだんのはは」以外の小松左京のデジタルホラーコレクションと朗読コンテンツの情報はこちら。

小松左京の怖いはなし【合本版】

 

 

『霧が晴れた時』(小松左京 自選恐怖小説集「くだんのはは」他)

霧が晴れた時