小松左京が半世紀以上前の1964年に発表した「復活の日」は未曾有宇のパンデミックをモチーフとした作品ですが、それはインターネットはおろか、コピー機も普及しておらず、海外渡航もままならない時代に書かれたものです(執筆当時、海外旅行の経験は全くありませんでした)。
「復活の日」で小松左京は、何とか集めた資料とSFならではの制約ないイマジネーションを駆使し、人類滅亡の可能性を秘めた感染症危機とその本質を浮き彫りにしようと試みました。
  古典SFといってもよいほど古い作品ですが、未知のウィルスに対処するうえでの何らかのヒントが今なお秘められているのではないかと考えます。

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物語における感染拡大に焦点を当てるべく、ポイントとなったエピソードを世界地図上に時系列にまとめました。

ご覧いただければ幸いです。

*物語の核心に触れる部分もあることを、あらかじめご了承ください。

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