「小松左京アニメ劇場」30周年

小松左京初のアニメーション「小松左京アニメ劇場」初回放送(1989年10月19日)から30年になります。

『小松左京アニメ劇場』は、一九八九年、オリジナルビデオとして企画され、関西ローカルで深夜放送されたもので、短い作品がビデオにしか収められていない作品含め全部で27話あります。

制作は、『ふしぎの海のナディア』や『新世紀エヴァンゲリオン』で知られるガイナックス。キャラクターデザインは、いしかわじゅん先生。

声優は、名古屋章さんと富田靖子さんで、ナレーションや一般的な登場人物だけでなく、アンドロイド、宇宙人から、はては神様まで!全て、二人だけで演じています。

「日本沈没」や「復活の日」といった劇場映画や、SFドラマ、人形劇と様々な形で映像化がなされている小松左京原作の中で、唯一のアニメ作品です(実写アニメの合成の「宇宙人ピピ」を除く)。

小松左京アニメ劇場①② クレジット有

原作:小松左京
キャラクターデザイン:いしかわじゅん
脚本:山賀博之

制作協力:AIC
制作:ガイナックス
製作:バンダイ・毎日放送

<もともとは「星新一ショートショートアニメ劇場」>

「小松左京アニメ劇場」は、もともとは「星新一ショートショートアニメ劇場」として企画されていたようですが、いつの間にか入れ替わっていました。

星先生と小松左京は大の仲良しだったので、代打となったのかもしれません。

SF作家版「君の名は。」といったところでしょうか。

星新一先生と小松左京(小松左京画)

画・ 小松左京

<角川文庫「地には平和を」に原作収録>

角川文庫「地には平和を」に収録されたショートショート集『ある生き物の記録』には、漫画チックな作品も多く、『小松左京アニメ劇場』において「SF番組」「お仲間入り」「星野球」、「故障」などがアニメ化されています。

地には平和を

<ビデオ版「小松左京アニメ劇場」>

「小松左京アニメ劇場」は、ビデオ化を前提として企画された作品なので、放送直後に2巻組のビデオとして発売されました。

(なお1巻、2巻のパッケージ絵を合わせると、冒頭のような一枚絵になります)

「小松左京アニメ劇場」①

小松左京アニメ劇場クレジット有

・SF番組

・お仲間入り

・新型貯金箱

・かえってきた男

・故障

・工事

・失われた宇宙船

・胎内めぐり

・伝説

・観月譜

・倒産前日

・初夢

・夏の行事

・星野球

 「小松左京アニメ劇場」②

小松左京アニメ劇場① クレジット有

・昔の義理

・釈迦の掌

・辺境の寝床

・さんぷる一号

・四次元ラッキョウ

・空中住宅

・運命劇場

・手おくれ

・落ちてきた男

・忘れられた土地

・コップ一杯の戦争