東日本大震災文庫展Ⅳ「小松左京が遺したもの-震災の記憶・未来へのことば-」

 小松展第2部(全体)

2014年6月27日(金)まで宮城県図書館にて開催中。

*詳細は宮城県図書館ホームページで

  展示概要  『日本沈没』直筆原稿、創作メモ、幻のクライマックス原稿 :『日本沈没』の直筆原稿をはじめ、没後に発見された日本が沈むメカニズムを検討したメモや、実際には採用されなかった、日本民族の行く末についてのエピローグでの田所博士と渡老人の会話シーンの草稿などを展示しています。

日本沈没創作メモ日本沈没創作メモ

  小松左京愛用の電子計算機 :初めはそろばんか計算尺しかなく、時間がかかった『日本沈没』の地殻変動などに関するシュミレーションの計算を一気に進めた、小松左京愛用の最初期の電子卓上計算機キャノーラ1200を展示しています。

キャノーラ1200展示電子卓上計算機キャノーラ1200

 

安政地震の津波で流されながらも戻ったとされる、小松家に代々伝わる掛け軸

:房総半島の南部に住んでいた小松左京の父方の先祖は、幕末に起きた安政大地震に伴う大津波で家財一式を流されましたが、その際に、奇跡的に戻ってきたとされる掛け軸を展示しています。

津波から戻ったと伝わる掛け軸

小松家に伝わる、津波から戻ったとされる掛け軸

  『大震災’95』直筆原稿

:1995年1月に阪神淡路大震災が起こったため、当初予定していた新聞連載の内容を急遽変更し、1年にわたり自ら現地や関係者を取材したドキュメンタリー『大震災’95』の生原稿を展示しています。

 

小松左京(モリ・ミノル)の漫画『ぼくらの地球』原画

:小松左京が京都大学生時代に執筆し、当時の朝日新聞にも紹介(1950年1月25日掲載)された、科学漫画『ぼくらの地』」の原画を展示しています。

 ぼくらの地球原画展示

『ぼくらの地球』の原画

     (左の2コマは、ウエゲナーの大陸移動説を解説しているもの)

毎日小学生新聞(小松左京インタビュー掲載号)

:東日本大震災では、小松左京に対し様々なメディアから取材申し込みがありましたが、本人の心身の不調もあり、全てお断りしていました。しかし、亡くなる直前に毎日小学生新聞からのインタビューに応じ、それが小松左京の最後のメッセージとなりました。 インタビューが掲載された毎日小学生新聞を展示しています。

電子書籍連動展示

宮城県図書館では、タブレット端末(iOS,Android)をお持ちの方は、その場で手続きすることで、電子書籍化された『日本沈没』や『大震災’95』の生原稿やメモ関連情報(小松左京アーカイブス)を手元で閲覧することができます。

「小松左京アーカイブス」の詳細は、 「経葉デジタルライブラリ」でご確認ください。  )小松左京アーカイブス(タブレット

タブレットでの利用イメージ

<関連情報>

本展示に先立ち、秋田県立図書館でも小松左京の展示を開いていただきました。

(この展示がきっかけで、秋田県立図書館から宮城県図書館にお声がけいただき、東日本大震災被災地での初の小松左京の企画展が実現しました)

秋田県立図書館では、秋田県の皆様に小松左京アーカイブスの利用サービスを実施しています。